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カナダさん的黒歴史 ボクとアイツとワンキル

カジュアルプレイヤーと言うことで通っているゆひのガチムチ…ガチガチデッキ時代のお話です。(水泳のトレーニング量的には最盛期だったので、ガチムチもあながち間違がってわいないんだけどねw)



昔住んでいた町の耳鼻科に再検診を受けに行った。耳鼻科とは道路を挟んだ向こう側の通りに中古屋さんが出来ていて、最近になってカードの取り扱いも始めたようだ。先週と同じように買取をして貰おうと店に入る、今日は先週とは違った。男の店員だ。この男の店員さんは、こういった店の従業員にしてはなかなか愛想が良く、ファイルを広げるや否や「お、凄いやり込んでいますね。」と笑顔での対応。その接客態度に面食らった。「向こうのテーブルで決闘しませんか?」とお誘い頂きました、が車を待たせている所以、丁重にお断りしました。査定を進めながら会話は弾む。彼曰く、彼が良くフリーで廻しているらしいワールドマッチキルが現環境では最強のデッキジャンルではないか、と言うのが彼の率直な意見であった。この上なくえぐいデッキをカジュアルで使うなぁ…。

ん!?

その時、頭の中で何かが噛み合った。次の瞬間、「もしかして昔、ファミリーマート非公認に参加していませんでしたか?」と質問していた。「あの頃は、毎週行ってましたよ。って、もしかして…、貴方もですか?」。
「もちろんさwてか、やっぱりファミマ時代の生き残りの人っすかwwいつも優勝していた、ファミマの帝王ことガリメガネのこと覚えてますかw?」
「あー、あの人強がったっすよねw」

船橋ファミリーマート非公認大会とは、集まる中学生以上の決闘者の実に70%超が1killデッキの使い手という超殺伐環境であった。何を隠そう僕の遊戯王の大会初参加もここであり初対戦のデッキもガリメガネのエグゾ1killであった。当時、ヂェミナイエルフらによる高打点ビートを使用していた僕にとって1killに対する勝ち手段はほぼ皆無であった。何もさせてもらえないで負けた…いや、嘘、嘘、ヂェミナイエルフだけ召喚させてもらえたかな?敗北の後に、屈辱感と沸き立つ憤怒。同時に勝ちたいという欲望も腹の奥から沸いてきた。ここまで遊戯王で勝ちにこだわったのは後にも先にもこの時だけである。次の大会まで一週間。死に物狂いになって伝説の守護神の封印カードを集めた。4枚までは簡単に揃えることが出来た。「あと一枚…あと一枚で…完成するのに…」。ものそっい泣いた。カードの為に本気でむせび泣く男がそこにいた。しかし泣いてばかりはいられない、大会の日は刻一刻と迫っていた。大会前日と迫った金曜日、「背に腹は代えられない…」。思い立ち、僕は友達のアライに相談を持ちかけた。以前、連れて行って貰った学
校内に存在する闇市場(ブラックマーケット)に入場するためだ。
ブラックマーケットはガチでヤバい場所であった。真っ暗に閉ざされた部屋の中、取り調べ用のライトに似たライトが一つ灯るだけ。その中で、何人もの決闘者が金とカードのやり取りをしていた。部屋に入るや否やそこでは大きな商談が行われていた。「ご希望の商品はエグゾディア召喚セットでしたね?」「あぁ…」「では、2万円を」「スゥーッ」。僕は息を呑んでその光景を見つめていた…
闇市場から退室する時には、僕の制服の中に捜し求めていた最後の1ピースが眠っていた。幸いアライの交渉、またピース単位での購入ということもあり一般レート並に安く手に入れることが出来た。家に帰り早速デッキの構築に取りかかった。王宮の勅命という危険因子が環境に存在していたが、ワンキル70%の環境故、カウンターされないことを前提にした"安定してガン回る構築"を選んだ。幾度も調整という名のソリティアを重ね、納得の出来る構築に辿り着いたので早々に寝ることにした。
次の日、チャリコに又借りファミリーマートへ向かう。非公認大会に参加し因縁のガリメガネを倒すべく燃えていた。トーナメントが発表されガリメガネとは反対のブロックになった。「(決勝で待ってろよ!このメガネ野郎!!)」。燃えていた遊戯さん→虫野郎ぐらい燃えていた!

確か、マッチ戦では無かったと記憶している。 一回戦の対戦相手は小学生。難なくワンキルを決めることに成功し二回戦へ進んだ。二回戦は、ファミマの店長。大人の余裕かふつーのネタデッキ。一回戦と同じように瞬殺したのは言うまでもない。
「遂に決勝にまで登り詰めた…」。決勝戦…対戦相手は因縁のガリメガネ。緊張の一戦、相手の先行でゲームが開始した。滑り出しは順調に思えたが、暫くデッキを回転させた後、早すぎた埋葬でクリッターを蘇生してターンを終了した。続く此方も、サンダードラゴンからの好調な滑り出しであった。生還の宝札を張って、手札抹殺キャスト。相手の手札に溜まったパーツを墓地に送り、此方のリクルーターを墓地に送る。そこから生還の宝札、早すぎた埋葬とハリケーンのターボを開始し、2枚目の生還の宝札を張ってずっとおれドローを開始する。1ターンでデッキを高速回転させることに成功した。「一枚カードを伏せてターン終了!」
「ん、ドロー」
「この瞬間、補充要員発動!エグゾディアを召喚!」
「あ~はい、どぞ。」
「よっしゃー!俺がキングだあー」

しかしこの男、終始無表情であった。たまに喋る時は、身内との会話であり、ボソボソと何かを唱える様に呟く。そういったイライラさせるような態度が俺の闘争本能をより刺激したのかも知れない。が、その後の僕は燃え尽きた。この時ほど、遊戯王を本気でやった瞬間は無いし、この時ほど勝ちにこだわる事も無くなったー…

「あの時のガリメガネはまだ遊戯王やってますかね?」
「いや~わからないですね。」
「僕は彼とまた対戦してみたいんですよ。今度はメタ側に回ってね。」
「そうですね、彼は本当に強がったですからね。それはそうと今度会ったときは是非決闘りましょう。」
「えぇ。」
「日曜日はここのバイトで公認大会に出たことないですけど、たまに津田沼オーガにいますよ。友達は、四街道の公認に出てるみたいなんで公認に出れるのってマジで羨ましいです。」
「ららぽーとのプレトは土曜日ですよ。」
「あ、そうなんですか?では、今度行ってみますね。」
「その時は是非、お相手願います。」

こうして、また一人のステルスプレイヤーを公認の世界に引き込んでしまった。船橋周辺でワールドTODを使うプレイヤーを見かけたら是非情報を下さい。お願いします。

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コンビニで大会やってたんだ凄いな…

面白かったです。


高校時代、自分はコンナ体型ですが大会では2フリ(身内で200m自由形の意)をやってました。


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ゆひ(カナダ)

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このブログは、カナダに行ってた男のどうでもいい電波を淡々と綴る物です。過度な期待はしないでください。



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